昨今、いきなり裁判を起こされるケースが増えています。
最初は、支払督促が多いです。
この支払督促は案外曲者です。
時効の要件を満たしていましても、裁判所記載の書類の日付から2週間以内に異議申立てを行うのと併行で、時効の援用も行わないと、相手側の言い分が通り、確定判決が出てしまいます。
そうしますと、もう10年間時効の援用は行えません。更に、利息はどんどんUPします。
ちなみに、20万円の借金は、10年後には、約80万円に膨れ上がっています。
その80万円の債務につき、時効の援用を行わず、更に10年経ちますと、300万円以上に膨れ上がります。
当然、貸主側(相手側)は、10年の時効が近づく頃には、再度裁判を起こすか、差押え等の手段に出るでしょう。
20万円を借り、20年放っておいたら、300万円以上…
あなたは、そのときになり、払われますか?
すぐに時効の援用を行いましょう!